天下一品の「屋台の味」を徹底解剖|うまみの秘訣に迫る
天下一品の歴史がここに…「屋台の味」
※指数はこってりらーめんの「4点」を基準に、当メディアが独自に指数化しています。
天下一品と聞くと、「こってり」を思い浮かべる方もいるでしょう。しかし、その「こってり」と「あっさり」のいいとこどり、ともいえる「屋台の味」と呼ばれるメニューがあるのをご存じでしょうか。
これは「こってり」と「あっさり」の中間のようなイメージであることから、「こっさり」という愛称でファンから親しまれていたメニューです。以前は裏メニューとして知られていたものの、現在は正式にメニューとしてラインナップ。昭和48年当時、屋台として営業していた頃のスープをイメージして作られた味であるため、「屋台の味」と名付けられています。当時の味を楽しみたいという方は、一度この「屋台の味」をオーダーしてみてはいかがでしょうか。
屋台の味のスープのこだわり
「屋台の味」のスープは「こってり」の前身をイメージして作り上げられており、「こってり」と「あっさり」の中間の味となっている点が特徴のひとつとなっています。「こってり」の風味は残しながらも、サラッとしたスープが楽しめるので、「こってり」は重すぎるけれど「あっさり」よりもう少し濃い味が食べたい…という天下一品ファンにもピッタリのメニューです。
スープがサラリとしているため、「こってり」ほど麺とスープが絡まないという点も「屋台の味」の特徴のひとつ。
以前は裏メニューとして提供されていたことから知る人ぞ知るメニューだったものの、「こっさり」と呼ばれていたこのメニューを支持するファンも多くなってきたことから、現在は「屋台の味」としてメニューにラインナップされています(一部取り扱いのない店舗もあります)。
また昭和48年当時の味を楽しみつつも、「自分の味に調整したい」という方もいるかもしれません。そんな人のために、天下一品では一部店舗で「やかん出し追いスープ」というメニューを用意しているようです。この「屋台の味」に追いスープをプラスすることにより、自分好みの「こってり濃いめ」の味を楽しむということも可能となっていますので、あらかじめ店舗に確認した上で試してみるのもおすすめです。
屋台の味の麺のこだわり
天下一品で使用されている麺は、スープを引き立たせることを意識して開発された麺です。品質の良い小麦をブレンドして丁寧に練り上げられていることが特徴のひとつ。 ゆっくりと時間をかけて熟成させた多加水熟成麺は、スープの味に負けないしっかりとした風味を持っている点がポイントとなっています。試作を重ねて完成した麺が、天下一品のスープの美味しさを存分に引き立ててくれます。
また、「屋台の味」を食べるときにはサラッと食べたいということで細麺を選択する人もいるようです。こってりの場合は麺にスープが絡むように普通麺をオーダーする人も多いかもしれませんが、細麺を選択することで天下一品ならではのスープが持つ味わいを楽しみつつあっさりと食べられるかもしれません。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
「屋台の味」と「こってり」の違いは?
「屋台の味」と「こってり」の大きな違いは、やはりスープの濃さ。「屋台の味」もスープだけを飲むと「こってり」と近い味わいとなっていますが、サラッとしたスープなので、麺と一緒に味わったときには「こってり」ほど麺にスープが絡み付いてこないところが異なる点といえます。
しかし、スープそのものの味はかなり「こってり」に近いという点が「屋台の味」が持つ特徴のひとつでもあります。いつもは「こってり」を食べている方も、もし今日はサラッと食べたいなと考えるときにはこの「屋台の味」を選んでみるのも良いかもしれません。また、初めて天下一品のラーメンを食べるという人にも「屋台の味」はおすすめといえるでしょう。
「屋台の味」おすすめのトッピング
味玉
「屋台の味」を食べるときのトッピングにぜひ選びたいのが「味玉」。ラーメンを食べるときには味玉はマスト、という人も多いのではないでしょうか。ほどよい半熟の味付け玉子なので、そのまま食べるのもおすすめですし、スープに合わせて食べるのもおすすめです。
スープと玉子の絡みが美味しくハマってしまう人も多いのだとか。これまでトッピングしたことがない人はぜひ試してみてください。
ねぎ
シャキシャキとした食感と甘みを楽しめるねぎもトッピングとして人気のメニューのひとつ。 たっぷりのねぎを追加することによって、一味違う美味しさが味わえるようになります。もちろん最初からねぎを全て投入して食感の変化を楽しむこともできますし、トッピングを別盛りにすれば麺を食べすすめながら都度投入できるので、最後までねぎの食感を楽しめます。
「屋台の味」おすすめのサイドメニュー
ライス
やはりラーメンのサイドメニューとしてはライスを選ぶ、という方も多いのではないでしょうか。 こってりとあっさりの中間の味である「屋台の味」にもライスをぜひ合わせて食べたくなります。麺を食べた後のスープにライスを投入して、スープの旨味をしっかりと味わうのもおすすめです。
チャーハン
紅生姜との相性が抜群のチャーハンもおすすめのサイドメニューです。麺と一緒にチャーハンを食べ進めるのも美味しいですが、中には「チャーハンをスープに浸しながら食べるのも美味しい!」という声も。スープとの相性も抜群なので、いつもはライスを注文するという方も一度試してほしいメニューです。