「天下一品 総本店」の魅力と、ここでしか食べることができない限定メニュー
天下一品を愛してくださる数々のユーザーからは「天下一品の聖地」と呼ばれている総本店。
地元のお客様にとっては馴染みのある店舗ですが、やはり遠方のお客様にとってはどういったものなのか……遠方の方であれば気になっているファンは多いのではないでしょうか?
ということで、今回のコラムは天下一品ファンのみなさま、そして地元のみなさまからも愛されている総本店についてご紹介いたします!
「天下一品 総本店」ってどんなところ?
天下一品 総本店は京都府京都市左京区一乗寺築田町94メゾン白川1Fにあり、最寄の「茶山駅」から徒歩10分と、駅から離れすぎていない場所に店舗を構えています。
天下一品 総本店で誕生した「こってり」で愛されつづけて、49年を迎えた天下一品。
ラーメンの中でこってりと言えばとんこつ、というイメージがあるものですが、天下一品では鶏がらをじっくりと炊き出し、十数種類の野菜なども用いたスープを使用しており、独自の「こってり」を生み出すことができます。
ストレートの多加水麺とこってりスープが絡み合い、いつまでも味は薄まる事なく楽んでいただけます。
麺に関しても絶妙な茹で具合で、スルスルと食べれる細麺となっているので、本当に何杯でもいけてしまうのではないかと思わせてくれる程。
また、圧倒的な美味しさを誇る総本店のスープですが、こちらは「スープ多め」を頼む事も可能ですので、麺を食べ終えた後「ご飯」を入れてもよし、スープのみで飲み干してよし……様々な味わい方を楽しんでいただければと思います。
見た目はシンプルであり、昔ながらのラーメンといった印象がありますが、一度味を知ったら「もう一度!!」となるような味がしっかりと凝縮され、完成されたものが「天下一品のラーメン」となっています。
ここまで天下一品の基本的な情報をお伝えさせていただきましたが、こうした天下一品が作られるまでにどのような経緯があったのか、そして親店舗となる「総本店」とは一体どの様なものなのか……。
ここからは基本的な情報を踏まえた上での、天下一品総本店の魅力についてご紹介していきたいと思います。
総本店の歴史とその魅力
「天下一品 総本店」は1971年に銀閣寺周辺で、現在の会長である木村勉会長(以下、会長)が創業者として開いたことから始まりました。
始めは屋台としてラーメン屋を開業。
しかし屋台として開いた当初は一日に11杯のみ、さらに当時の京都はラーメン業界の激戦区ということもあり、屋台も多いことから客足は馴染みの店に向かい、伸び悩む売り上げに当時は屋台を辞めるか葛藤を抱き続けていたと聞きます。
ですが、それだけでは終わらない会長は、自分にしか作り出せない「味」を作るために奮闘していました。
屋台仲間である先輩からの知恵や、独自の工夫などを研究する日々、さらには様々な試練が会長を襲いますが、それでも懸命にスープを軸に、ラーメンを作り続けました。
そして屋台を開いて4年目、ついに現在の天下一品のスープが完成することになります。
この試行錯誤を重ねたその味に客足は向き、屋台は次第に繁盛していくようになりました。
そうした会長の懸命な取り組みがあったからこそ、足を運ぶ方々も増え続け、「完成したラーメン」を目指し続けた会長を支持するお客様も月日が経つごとに多くなっていったのです。
そして1975年の8月、数々の厚意と声援の元、「天下一品 総本店」は一つの店舗に。
第一店舗として開かれた総本店も、当時は様々な苦労がありましたが、それでも会長は懸命に「ラーメン」に対し、熱い思いをぶつけながら営業し続けました。
そして変わることのない味とはいえど、飽きを感じさせることのない中華そばのお店として、現在は全国に店舗を出すチェーン店として活動の場を広げています。
「この味を守り続けてこれたのは天・地・人への感謝があったからこそ」会長はそうした信念を胸に抱きながら、現在も天下一品はファンの皆様に愛され続けております。
総本店で展開される限定メニュー
このように歴史深い天下一品 総本店ですが、想い出深い店舗、そして天下一品が新たな始まりを迎えた場所ということもあり、総本店ならではの「取り組み」があることをご存知でしょうか?
もちろん総本店以外でも限定メニューは展開されているのですが、今回紹介したいのが、オリジナルラーメン「牛すじキムチラーメン」「牛すじラーメン」の二つです!
どちらのラーメンも総本店がこだわりにこだわりを重ねて完成したものであり、総本店でしか味わえない、特別なメニューとなっています。
「牛すじ」という言葉が目立つ総本店限定メニューは、果たしてどのような味わいとなっているのか、気になっている方も多いと思いのではないでしょうか?
「牛すじラーメン
こちらの牛すじラーメンは、牛すじの甘辛さとこってり鶏ガラスープがお互いを引き立たせあい、スープはいつもの「こってり」と同じく、トロトロとした舌触りの良いものとなっているので、かなり満足感のある食事をすることが可能となっています。
やわらかくしっかりと味がしみるように煮込まれている牛すじですが、それでも存在感を消すことはなく、牛すじという存在を前に出しています。
さらに味が沁みているコンニャクも歯ごたえ抜群なものであり、噛めば噛むほど香ばしさが口の中に充満していく……まさに幾重にも重なっている旨味のハーモニーはミルフィーユそのものです。
ラーメンと牛すじの組み合わせはあまり見かけないと思います。
しかし天下一品の「牛すじラーメン」は味の黄金比を作る為に何度も何度も試作を重ねて出来上がったラーメン。
牛すじも天下一品のラーメンもしっかりと味わうことが可能となっています。
牛すじキムチラーメン
辛さや酸味を好む方には「牛すじキムチラーメン」をオススメです!
牛すじの歯ごたえ、キムチのピリ辛さ、こってりした濃厚鶏ガラスープが合わさり、しかし味同士が喧嘩することもなく、お互いをしっかりと引き出せている軌跡のラーメン。
一度食べたらやみつきになること間違いなしでしょう。
もちろんご飯にもあいますし、トッピングを入れて自分流のアレンジをして楽しむことができるので、自分好みの天下一品を作ることもできますよ!
また、こちらの牛すじに関しては単品メニューとして注文することができ、大きさは普通サイズとプチサイズの二つ。
ご飯に乗せて牛すじ丼のようにするお客様や、お酒のおつまみとしてたしなむこともお客様もいらっしゃります。
総本店にきたなら食べたい豚重定食!
お腹一杯食事をしたいという方には、さらに総本店限定のメニューが存在しています……それが総本店限定メニュー「牛すじラーメン 豚重定食」!!
豚重は豚ロースに食欲が増進するタレを絡ませ、ご飯の上に惜しみなく乗せており、まさに満足ととインパクトは抜群です。
豚ロースはとても柔らかく焼かれていて、それでいてしっかりと「豚肉」を食べているという満足感を味わうことができます。
普通の白いご飯も総本店限定の「牛すじラーメン」「牛すじキムチラーメン」に合うのは確かなのですが、白いご飯じゃ物足りないという方であったり、総本店だけの味わいを楽しみたい方は一度食べればやみつきになること間違いなし!
牛肉のみならず、豚肉も天下一品でしっかりと楽しめ、何よりお腹いっぱい食べることが出来るのがこの「牛すじラーメン 豚重定食」の醍醐味。
お仕事帰りのお腹が空いている時で、がっつり食べたいという時にもおすすめの商品となっています!
総本店へのアクセス
天下一品 総本店は22台の駐車場があるので、車でこられるお客様でも安心して駐めていただけます。
また、車以外で総本店に足を運びたいという方は、電車「叡山電鉄叡山線 茶山駅」から徒歩10分となっています。
または京都駅前から京都市営バスに乗って「一乗寺木ノ本町」下車、徒歩3分をおすすめします。
後者のバスは45分と少し長い時間をかけての到着となりますが、バスに揺られてゆっくりと京都観光をすることができちゃうので、旅行のついでに足を運んでいいただけると幸いです。
お腹を空かせて、天下一品でがっつり「天下一品総本店限定メニュー」を味わってみてはいかがでしょうか?
明日もお待ちしてます!
ラーメン屋激戦区と呼ばれる京都の中から、まずは屋台として始まった天下一品。
現在の総本店という店舗を出すまでに様々な苦労を木村勉は行ってきましたが、今では大勢のお客様からの応援があり、皆様に愛される、全国チェーン店として天下一品は成長をしてきました。
そして会長にとっても思い入れが深い総本店ならではの限定メニュー、総本店の雰囲気……チェーン店として多くの店舗がある今でも、その拠点として総本店は京都で営業をしています。
愛され続けて49年。
「こってり」「あっさり」「屋台の味」、その他の定番メニューなど多くのメニューがありますが、定番メニューに加えての総本店限定「牛すじラーメン」「牛すじキムチラーメン」「豚重」。
総本店でしか味わえない味を、ご賞味いただけますと幸いです。
明日もお待ちしています!
- 所在地:京都市左京区一乗寺築田町94メゾン白川1F
- 電話番号:075-722-0955
- 営業時間:11時~翌日3時
- 定休日:毎週木曜日
- 駐車場:22台