木村社長からのメッセージ
「天下一品」の冠は確かに強い。しかし、それだけで成功するほど、商売は甘くありません。
どんなオーナーが成功するのか、天下一品の木村一仁社長に、天下一品ファンメディアが取材しました。
陽気なサムネイルですが、中身はいたって真面目な話です。
ひとつ目は「初心を忘れない人」
どんなオーナーが成功するか。それは「初心を忘れない人」というのが一番大事だと思います。
最初は皆さん経験がないからと、基礎を守ってくれているのですが、段々軌道に乗ってくると、「店にとって必要なこと」ではなく、「自分がやりたいこと」をやってしまうということもあるかもしれません。
大事なのはやはり初心を忘れないこと。最初の研修で習ったことをとにかく大事にする。その軸がぶれない人が成功しやすいと言えます。
大阪で11店舗を展開するFCオーナーも、「オリジナリティよりオリジナルを大事にする」と語っていました。
店舗のカラーよりも、いかに「天下一品であるかどうか」。お客さんが「天下一品」を求めてきている以上、そこが何よりも大事なんだと分かります。
ふたつ目は「オーナーが店に行くこと」
ふたつ目はオーナーが店にどれだけ行くか。できればオーナー店長が一番いいです。
オーナーが行かない店はダメになる。これはハッキリ言えます。
やはり根底に「お金儲けしたい」という気持ちだけではなく、「天下一品が好き」だとか、「こってりが好き」という想いがないと、続けられないんじゃないかなと思います。
成功の秘訣は、上のふたつに込められていますね。
ふたつがきっちりできる方は、マインドや意欲も備わっているし、マインドや意欲があれば、ふたつを完遂できる。
全部繋がっている話です。
成功の秘訣というと、「立地」みたいな話が出てくるかと思っていました。
立地は当然大切。立地が良くないのに成功している店舗はありません。チェーン店は立地がナンボでしょう。
ただ立地に関しては本部でのノウハウがあり、商圏をしっかりと見ていますし、アドバイスしますので、ご安心ください。